■営繕かるかや怪異譚 その参
待ち伏せの岩/火焔/歪む家/誰が袖/骸の浜/茨姫
図書館に予約していた、かるかや最新刊の順番が回ってきました。2ヶ月待ったよー
いつもながら表紙のイラストが素敵で、まじまじと眺めては何かを見つけて「ヒャッ」となる
違う視点からの意見って大事だよねと思ったり
ドールハウスを覗いてみたくなったり
代々祟るお話がくると、キタキタキターってなる(笑)
静かに訴える幽霊のお話はなんだか切ないです
隈田さんや尾端さんが登場するとホッとするし、住職の秦さん、造園の堂原さんもいいなあ
最後のお話の、職人さんたちの話しぶりがとても好い
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先日、BS映画で「ツレはうつになりまして」を見ました。
すると一緒に見ていた母が、原作を読みたいというので、借りたのをきっかけに、
細川貂々さんの作品をたくさん借りてよんでました。・・18冊くらい読んだかな?
読んだ順序は必ずしも発行順ではないけれど、
他人の人生がまるまる描かれているものを読む、というのもなんだか不思議で
自分自身の人生の一部を切り取って、作品としてまとめるってどんな感じなんだろうな
自分はそんな風に割り切って整理できるかな
何かの拍子に思い出しただけで、感情が渦巻いて時間を忘れてしまうくらいなのに
身の回りを早く整理して片付けないとなあ
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