
■屍鬼 上巻 第一部 鴉たち/第二部 深淵より呼びぬ
7/28
読み始めた。厚みと文字列二段構えがやばい。
初めに村が消滅したことを明かされてから~の、村人たちの普通の日常描写。
これから何が起こるのかと不安になる。
8/1
三章~魔性の子のかおりがする・・・。
静かに、緩やかに、なにか恐ろしいことが進行しているような・・。
8/3
日々、少しずつ読んでいるためか、毎日お通夜のような憂鬱さ。
第一部から第二部へ入り、疫病の疑いが・・すごくたいむりー。
24年も前の作品だけど、今年の件を連想せずにはいられない。
8/5
静信の前にしか現れない、沙子はいったい何なんだろう。
実在してるのか幻想なのか・・・。
疫病疑いだけではない、複数の不可解な出来事に困惑してる。
これはなに? これはなに? むむむー
8/7
上巻読了。
異常事が主要人物の間近にまで迫ってきたー。
夏野はゾンビと戦ったりするのかな?
葉書の件で恵(かもしれない?)がどう動くのか。
どうして彼の手に渡ったか気が付くかしら。
正雄が夜に見たものはなんだったんだろう。
桐敷家と辰巳はどう関わっているんだろう。あああ、気になるー!
下巻を早く借りにいかなくちゃ・・!

8/8
借りてきた!
きっと振り返りたくなるから、上巻も借り出し延長しました。
下巻はさらに分厚い・・。(げふっ)
それにしても不思議な絵。
民家を見下ろす上巻と洋館を見上げる下巻の絵は続いているみたい。
暗くて不安になる。
■屍鬼 下巻 第三部 幽鬼の宮/第四部 傷ついた祈り
8/11
~六章まで読んだ。夏野がピンチ。夏野には生き残ってほしいなあ…。
唯一昼間でも自由に行動できる、辰巳がラスボスなんだろうか。
それとも一見無害に見える沙子だろうか。
序章で山火事から逃げたワゴンに乗っていた男が誰なのか、棺桶の中身はと気にかかる。
8/12
~356p。
沙子がやはりラスボスか・・!?
夏野のことが残念だけど、これで終わる気はしない。
敏夫が一線を超えてしまって・・事情もわからず実験台にされた奥さんが不憫に思える。
正直好きになれない人間ばかりが出てくるけれど、屍鬼になってしまうのはやはり悲しい。
まるで村ごと乗っ取られていくよう・・。
村の終焉も近い。
火を放つのはいったい誰になるんだろう。
8/13
~426p 第三部十六章まで。
どこにでも現れる辰巳がこわい。
勇敢な昭も年貢の納め時かな?かおりは一人になってしまうねえ・・。
静信が屍鬼に肩入れしてしまうのは、死者に寄り添うお坊さんだからか、個人的なものなのか。
主要な登場人物たちがどんどん絶望的なことになってきて・・とてもこわい。
律子さん・・。
8/16
~694p 第四部八章まで
いつのまにか、狩るものと狩られるものが逆転していて。
被害者だった平凡な村人が、分別をなくした加害者に成り代わっている。
ごくごく自然な成り行きとして、そうなっていることが、とても恐ろしいと感じる。
そして、家族による決着も当然のように起こっている。
村人はもう、元の村人には戻れないだろう。
千鶴の最後が惨たらしくて、哀れに思えてしまう。胸に焼き付く。
人の正義ってなんじゃろう
著者やばいわーこの人が一番こわいわー
8/16追記
屍鬼 下巻読了。
車で逃げた、棺桶の中にはきっと沙子が入っるんだろうな。とは思っていたんだけれども・・?
火を放つ役が完全に予想外だった。あんたかああああ
名前のある屍鬼のなかで、最期がはっきりしていない者は、もしかしたら生きているかも?
合流できたろうか。打ち合わせでもしてないと難しいか。
敏夫や村人のその後も気になるけれど。。
落ち着いたあとに、正気を保てなくなる人もいただろうな。。
守ろうとしたものは失くし、元凶になったものには逃げられてしまったわけで、つらい。
初めは本の厚みに怯んだものの、読み始めると面白くて、中断するのが難しかったです。
読みや意味が解らない言葉を検索して調べてみたり、そういうのも楽しかった。
登場人物たちの内面が深くて、自分の中にもありそうな声もあって、
ああそうだ、これ十二国記でも感じたものだなと何度も思った。そうだよ・・!
これが漫画化されてるの・・?見たいような見たくないような。ううー
まあ、そのうち、縁があったら、でいいですね。
ふうー。次はなにを読もう。
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